ガス事業部

LPガス部

安定した生活エネルギーの供給。

ガス事業部は、現在総売上の35.9%を占め、全事業の根幹を成す主要事業です。LPガスは戦後日本が復興し、国民生活が経済的に向上していく中で、欠かすことのできない重要な燃料でした。現在も引き続き生活エネルギー源として非常に大きな役割を担い、近年では災害に強い分散型エネルギーとして見直されています。

現在LPガスは、全国総世帯数の約43%、およそ2,300万世帯の家庭をはじめ、公共施設、ホテル・飲食店等業務用、空調用、工業用、タクシー等自動車用燃料として実に幅広く利用されています。さらに、家庭用燃料電池「エネファーム」と太陽光発電システムを組み合わせた「W(ダブル)発電」の登場で、LPガスはその用途を拡大しています。

最新の調査で、LPガスは石炭・石油等の燃料に比べCO₂・NOx・SOxの排出量が少なく、環境にやさしいクリーンエネルギーとしても注目を集めています。

当社は、近畿一円を中心に北陸・信州・四国・中国と実に幅広いエリアを対象に事業を展開し、供給基地として、LPガス充てん工場34カ所、オートガススタンド40カ所にのぼる各種設備で、家庭用・業務用・工業用・自動車用への安定供給を可能にしています。また、神戸にLPガス300tタンク2基を有し、災害時の海上受入基地として稼働できる体制をとっています。

  • 神戸災害時海上受入基地神戸災害時海上受入基地
  • LPガス充てん工場LPガス充てん工場
  • コミュニティーガス供給基地コミュニティーガス供給基地
  • LPガスローリーLPガスローリー
  • LPガス車に対応したエコ・ステーション(ES)LPガス車に対応したエコ・ステーション(ES)
  • LPガス充てん工場併設のオートガススタンドLPガス充てん工場併設のオートガススタンド

事業フロー図

「ACU24」による徹底した安全管理と合理化

当社は業界に先駆け、昭和59年1月より消費先の保安と業務の合理化を目指し、電話回線利用のLPガス集中監視システム「ACU24」の開発に着手し、昭和61年3月にサービスを開始しました。以来、四半世紀以上経ちますが、設置先でのLPガスに起因する事故は目下ゼロを更新中です。このことは、ガスの保安確保においてACU24が極めて優秀であるということが実証されたと自負しています。

当システムは、24時間ガス漏れ事故防止(お客様の安全)、ガス切れ防止、配送合理化、自動検針が基本ですが、平成22年7月より、火災警報器と連動した「火災監視オプション」と、緊急時にご家族への連絡がボタン一つで行える「安心便利オプション」のサービスを開始。充実のサポート体制となっています。

また、当社は阪神・淡路大震災の経験をふまえ、地域を問わず大規模災害が発生した場合、自社だけでなく、被災されたLPガス事業者及びその需要家に対し直ちに支援活動が行えるよう、本社近隣にACU24集中監視センターを含む防災センターを設けています。1階は、発電機等の緊急時対応機器や災害時支援物資の保管庫。2階は、ACU24集中監視センター。3階は、防災対策会議室としての機能以外に支援隊が宿泊できるよう床暖房を設置したマルチスペースとなっています。

  • 防災センター防災センター
  • ACUとガスメーターACUとガスメーター
  • 保安車両保安車両
  • ACU24集中監視センターACU24集中監視センター
  • 見学ルーム見学ルーム

経済産業省認定「ゴールド保安認定事業者」

ACU24集中監視システムを積極的に導入し、高度な保安体制を構築しているLPガス販売事業者として、当社は最高レベルの「ゴールド保安認定事業者」の認定を経済産業省より受けました。これは、当社のIoTを駆使した集中監視システムの類いまれな高普及率と、ガス保安の枠を超えてお客様の暮らしの安全をいつも見守るシステム構築とが、高く評価されたに他なりません。

徹底した保安指導

ACU24集中監視システムを積極的に導入し、高度な保安体制を構築しているLPガス販売事業者として、当社は最高レベルの「ゴールド保安認定事業者」の認定を経済産業省より受けました。これは、当社のIoTを駆使した集中監視システムの類いまれな高普及率と、ガス保安の枠を超えてお客様の暮らしの安全をいつも見守るシステム構築とが、高く評価されたに他なりません。

  • 講習会講習会
  • 消火器訓練消火器訓練

各種資格者一覧

高圧ガス保安法関係 人員
乙種機械責任者 9名
丙種化学責任者 561名
第1種販売主任者 20名
ガス事業法関係 人員
甲種ガス主任技術者 15名
乙種ガス主任技術者 43名
丙種ガス主任技術者 244名
簡易ガス調査員 557名
液化石油ガス法関係 人員
液化石油ガス設備士 619名
第2種販売主任者 738名
保安業務員 485名
充てん作業者(バルクローリー) 184名

独自の保安マニュアル

災害時でも安定供給「中核充てん所」の拡充

  • 災害対応型中核充てん所(15ヵ所)
  • その他自家発電設備を有するLPガス充てん工場(12ヵ所)

非常用LPガス発電機非常用LPガス発電機

国の「石油ガス安定供給体制整備事業」に基づき、大規模災害時においても地域住民や公共性の高い施設等に安定してLPガスを供給できる「災害対応型石油ガス中核充てん所」として、当社のLPガス充てん工場のうち15ヵ所が指定を受けました。あわせて、停電時でも全ての業務が行える、高出力の発電機を設置した災害対応型のLPガス充てん工場も12ヵ所に及んでいます。地域に根ざしたLPガス事業だからこそ、いざという時の地域貢献に積極的に取り組んでいます。

非常用LPガス発電機非常用LPガス発電機

災害時にも活躍する供給形態「バルクシステム」

  • 災害対応型バルク災害対応型バルク
  •  バルクローリー バルクローリー

バルクと呼ばれる据置型ガス貯槽をお得意様先に設置し、専用のローリー(バルクローリー)にてLPガスを直接供給する「バルクシステム」のサービスを、当社は平成10年から開始。平成28年12月31日現在、バルク設置数2,046基、所有バルクローリー台数は27台となっています。更に公共施設等で災害時でも容易かつ安全に炊出し等が行えるよう、ヒューズコック器具栓や可とう管ガス栓を供えた「災害対応型バルク」も積極的に提案しています。

「暮らしまるごと」を取り扱う総合販売拠点

ガス事業部の支店など各事業所は、ガス機器や住宅設備工事、お米や餅製品、携帯端末、電力小売まで、当社グループの総合販売窓口として機能し、日々の暮らしに密着したきめ細かいサービスの拠点として地域の皆様に愛されています。